2010年04月19日

冷泉アート夜話 と リノベーション

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私の住まいは、博多区の店屋町。
近くには、2004年以降話題を呼んだ 築51年のリノベーションアパート「冷泉荘」があります。
おとといの17日土曜日にここで、

  「九州派ー戦後福岡を駆け抜けた前衛集団」

と題したアート講演会が行われたので、行って来ました。

冷泉荘の様子はコチラ↓
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築51年のビルが、アート発信の場として再生しています。
建物自体の印象は、すがすがしく・若々しいのに、浮ついてない感じ。
ぎらぎらしたエネルギーじゃなく、静かに誠実に一生懸命な雰囲気の建物でした。


講演会の様子はコチラ↓

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6畳くらいのスペースに30人以上が集まり、熱気むんむん。
参加者は、写真・絵・建築などに興味のある人や、実際に様々な表現活動をしている方達が多かったようです。

講演会の内容は、戦後の福岡で活躍した「九州派」と呼ばれる方たちの、出会い〜終焉?までを、彼らの作品を間に挟みつつ、プロジェクターと年表資料にて紹介していく。というスタイルでした。

九州派の中には、前衛的な作品を生み出す人と、わりと古典的な作品を生み出す人の両方がいたようです。
「より多くの人達に、自分たちの作品を見て、何かを感じてほしい」
と強く思う気持ちが、共通点となっていたのかな。
東京でも作品展を開き、精力的に活動していたとのこと。


講演者である福岡市美術館学芸員の山口さんは、「福岡と東京」というキーワードを三回位話していました。

「東京しかりパリしかり、新しい波は大都市からやってくるものだ」
「しかし九州派は、福岡から波を起こすだけのパワーを持っていた」
「昔の方が、交通・情報のインフラは、今よりも断然劣っていたにもかかわらず・・・。」
「この事実を踏まえて考えるに、現代の方が、福岡と東京の格差は大きい気がする。」


最後の言葉、気になりませんか?


『情報の選別ができずに、上っ面だけの情報収集だけで世の中分かった気になり発信しちゃってる、自分に酔っちゃった感ありありの表現者(アートしかり、音楽しかり)が多くて、最近つまんないんだよ』
って、山口さんは怒ってるんじゃないかしら。


それともう一つ。


たしかに東京のショップとかを回ると、アートイベントや展覧会のお知らせのフリーペーパーが、ものすごく多い気がします。
福岡と比べて、アート表現する「人」・アートを発信する「場」・アートを紹介する「人」と「場」+アートを「楽しむ人」が、いい感じに絡まりつつ広がってる感じ。根っこを張っていってるというか・・・。
リノベルームにしても、オシャレさんだけの特権って感じじゃない気がします。これは、本当にうらやましい。(自分に酔ってる酔ってないは、このさい置いといて・・・)



福岡には、アートを楽しめる人がいない?


そんなことは、ないと思います。
冷泉荘のような、アートを提供する「場」がもっともっと福岡に増えていけば、潜在ニーズが引っ張りあげられるはず。
もっち、質の良いアートを提供する事が前提ですよ。
アートを日常的に楽しむ習慣が広がれば、感性も磨かれ、きっと暮らしにもいい影響が出るんじゃないかな。


感性を高めてくれる環境があれば、人は鍛えられ、身近な暮らしの中にその感性を発揮したくなるはずです。
つまり、リノベルームの需要も高まり、私たちの仕事も増えるはず・・・。(笑)


なので、もっともっと、冷泉荘のような「場」+本物の「アート」が増えるといいな。と思う、今日この頃です。





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posted by リノベ女王w at 17:18| Comment(0) | 福岡での日常(主にリノベ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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